夜のアルマトイで観光気分消失
カザフスタンの旧首都、夜のアルマトイ(アルマティ、Алматы)で宿探しで撃沈、そして汚職警官と暴力事件目撃&言葉の壁のクアドラプルパンチで観光気分消失編。その時に撮影した写真と動画、旅行記を掲載しています。
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2015年8月25~26日、夜のアルマトイを観光
初めて訪れる国、カザフスタンの旧首都アルマティへ到着。
その後、宿探しに途方に暮れ、やけくそで公園で一夜を明かすべくベンチでごろ寝していたら警官に捕まり、ホテルへ連れて行ってくれるというので大人しく従ったら1,000テンゲを「かつ上げ」され、果てはバスターミナルでの暴力事件を目の当たりにし、へたれて西方へ行く事を断念し、中国の伊寧へ引き返す事を決意するまでの旅行記、写真と動画を掲載しています。
夜のアルマトイで観光気分消失
昼間なら綺麗な街並みと風景を眺めながらホテルへ無事チェックイン出来たかもしれないし、印象が全く違ったと思う。だが現実は怪しいネオンとクラブがあちこちに見える、恐らく昼とは全く異なった怪しい顔を見せているアルマティに到着。
ネットもつながらず宿探しに途方にくれて汚職警官と暴力事件を目の当たりにし、ここから更に西方へ旅立つ気力が失せ、安全圏である中国へ引き返す事にしたのですが、その時の動画、写真と旅行記を掲載しています。
カメラはNEX-5Tに標準のSELP1650(16-50mm F3.5-5.6) + SEL55210(55-210mm F4.5-6.3)のレンズと、16mmの単焦点レンズ、SEL16F28、VCL-ECF1というフィッシュアイコンバーターを適時交換し、撮影しています。
また、iPhone 5S、SH-12CとBONZの魚眼レンズ、そして懐かしいフィルムカメラ、Lomo Fisheye2も使用して撮影してます。
※ 写真は十数枚、付いていた埃をPhotoshopで除去した以外は無修正です。
アルマトイのサイラン長距離バスステーションをうろちょろする
アルマトイ(アルマティ、Алматы)にある、サイラン長距離バスステーションで、しばし動画撮影をしながら周囲を観察。すると、ウルムチからバスで来た二人の若者とばったり会い、この建物の2階に宿があるけど高いので、別の場所へ移動すると言うではないか。
一緒に行ってもよかったのだが、宿なんて駅周辺には沢山あるでしょ~という先入観があったし、バス乗り場周辺を観察したかったのでので、一緒にはついて行かず。
で、まぁ動画でも言った通り、旅程も決めてない一人旅中の僕に心配をしてくれた二人にさよならをする。 ところでこの辞書「使えないなぁ」と文句言ってたけど、使えないのではなく、「使いこなす事が出来なかった」という落ちでしたw
辞書で「長距離的~」という意味までは分かった単語、「Межгород(ミェジュゴーらト)」、意味は「長距離電話」でしたね。言葉なんで意味分かればなんて事は無いんだよね。言葉分からないから怖気づいちゃうけどさ。
右はтуалет(トゥアリェート)の看板を目印にトイレを探して建物の中へ入って行った時の写真。ちょっと怖かった。
とりあえず列車の駅だと勘違いしていたサイランの長距離バスターミナルへと入って見た。
サイラン長距離バスステーション(Автовокзал Сайран、アフタヴァクザール サイラン)でドロイド君が記念撮影。
ここで、iPhoneの日露・露日辞典のおかげで、ここがバスターミナルだと知る。そして、バスの行き先をチェック。アルマトイ-伊寧(Алматы-Инин)、ウルムチ(Урумчи)行きがあるのを確認。それぞれ5,500テンゲ、10,000テンゲだ。
その上にはキルギスの首都、ビシュケク(Бишкек)行きが1,300テンゲであるのを確認!安い安い。次絶対行くわ。
因みに写真画質悪いけど、解読出来る範囲で行き先を一つ一つGoogle Mapで検索して確認したけど、辺鄙な場所にも行けるんですね~。行き先もっとちゃんと写真にとっておけばよかったな。。情報少ないからねぇ。
とりあえずサイラン長距離バスターミナル内のベンチに座って一休み。気が変わって駅周辺を散歩して宿探しをせず、ここで仮眠して翌朝宿探しをするか、またはバスでどこかに行くか等、とにかくこれからの行き先や行動を考えていましたね。
目に付く文字を分かる範囲でメモしてこれからの旅に備えようとしていたけど、「質屋」の文字に、カメラ盗まれて売りさばかれちゃーたまらないなぁと、ちょっと笑えない気分になった。動画でも行った通り、カメラではなくこれまで撮りためた動画と写真を失うのが嫌だったのです。
で、トイレへの案内板を見つけたので、トイレへ行く事にした。地下はがらんどうで、うら寂しい雰囲気。あ、旅行記適当です。
トイレへと続く道。古びた建物内をトイレに向かうとか、何か、肝試しでもしてるような感じでしたよマジで。
サイラン長距離バスターミナルに到着後、ようやくトイレを発見。だがしかし、受付のおばさんに40テンゲを要求される。「何か僕だまされる?」って感じで疑心暗鬼になるも、早くトイレに行きたかったので払って入る。
用を足せてすっきりして暇になったので、とりあえずサイランのバスターミナル内を観察する事にした。
何気ない電話機。ユニークな配色と形、そして目に飛び込んで来るキリル文字等々、全てが新鮮で興味をそそる。
この時は意味分からなかったけど、терминал карточка(テるミナール カーるタチカ)、クレジットカードが使える場所です。で、その横にクレジットカードや国際キャッシュカードが使える端末があり、無事に現金をテンゲで引き出す。
その後、写真に写っているおばさんと別のおばさんが**「ここの写真取るなら金をくれ~」**とジャスチャーと日本語の発音に近い変な言葉でせびって来たので、退散。マジでびびった。
(割とマジで)危ない夜のアルマトイをホテル探しで徘徊す
いや、ちょっとお金せびられるとは思わなかったし、到着してからとにかく盗難に遭う事に対し、いつにも増して警戒していたので、このサイランバスターミナルで一夜を過ごす事は避け、やはりホテルを探す事にした。右はタバコの自販機でメビウス。約10元でしたね。
携帯ショップやSIMカードが売られている事を確認しつつ、バスターミナル周辺でホテルを探す。
サイランの長距離バスステーション(Автовокзал Сайран、アフタヴァクザール サイラン)付近の風景。
センスの無いネオンのついた普通の売店とカフェがあった。ってかアルマトイはこんなネオンが普通のお店にもついていて、また、安っぽいディスコミュージックが流れていて、旅行写真でよく見る昼間の綺麗なアルマトイの風景とはかけ離れていましたね。
いや、良し悪しを述べているのではなく、写真だけではなく、実際に来て見ないと分からない事が沢山あるのだなぁと言いたいのです。
ここはサイラン貯水池(Сайран көлі)。ここでしばらく周囲に警戒しつつ、風景を眺めてましたね。
ここはサイラン貯水池(Сайран көлі)の向かい側。**「Disco」の文字と怪しいネオンの光。「で、ホテルどこよ?」**って感じで、DiscoとClub、バーばかりが目に付く街で、これからずっとホテル探しで歩き通す羽目になるとは思わなかったのです。
このユニークでどこか暗~い雰囲気の建物を見た時、また改めて別の世界、いや、別の国へ来た事を肌で実感しましたね。
自動車関連のパーツやグッズを販売しているお店等が並んでいる一角を歩く。そして、怪しいネオンが目を引く建物を撮影。
酒場(バー)が何件かあり、また、営業時間が終わって閉店しているお店が並んでいる一角をうろつく。犬が何匹かうろちょろしていて怖かったので、この道は引き返した。未だホテルらしき建物は見当たらず。
路面電車の線路を適当に撮影。この辺りからもうホテル探しが困難な事を悟ったのです。
公園で野宿中、まさかの汚職警官によるかつあげ
もうホテル探しは諦め、朝までサイラン貯水池(Сайран көлі)傍の公園のベンチで一夜を明かす事にした。もうやけくそって感じでしたね。ついでにこれからの旅に備え、散髪までするという念の入れよう。
だがしかし、眠りに入ってまもなく誰かに体を揺さぶられて起こされたのだけど、何と、服装から警察官と直ぐに分かる男性2人が立っているではないか。で、僕がロシア語が分からないと悟ると、僕とどっこいどっこいのたどたどしい英語で「何してるのか」とか、「大丈夫か?」的な事を話し掛けて来た。
また、身分証を提示し「本物」の警察官だとアピール。その身分証が本物かどうか僕に確認するすべは無いのだけど、偽者が多いのは知っているので、警戒しつつ言われるままパスポートを渡す。そしてパスポートと入国時に記入してもらった紙を見て、
「えっと、あなたの名前はとまとじゅーすね、私はxcg%だ。で、宿泊場所はどこなのよ?とまとさん?」
と若いロシア人風の男が聞いて来た。もう一人は全く英語が出来ない様子。表情と動作、言動から、まぁ本物の警察官だろうと判断しつつ、
「ネットつながらないし、ユースホステルの場所が分からないから仕方なく朝までここで過ごすつもり」と言ったのだが、通じずw
で、電話をして英語の通訳を呼ぶと言われ、待つ事数十分。やって来たのはビール片手に、今までバーかクラブで遊んでたと一目で分かる、酒臭い妙にテンションが高い黒人さん。
通訳と名乗ってるくせに、僕とどっこいどっこいのたどたどしい英語しか話せない奴で、でもまぁ僕が目的のホテルを探せない事までは分かってもらえ、じゃぁそのホテルまで車で送ってあげるからホテル教えろと言って来たので、とりあえず「ユースホステル」と伝える。
最初、車でホテルまで送ってくれるなんて、なんて親切な警察官なんだと思い、ちょっと気を許したのだが、「ユースホステル」を**「ユイットホテル?」**と何度も聞き返されたので、違うと言い、スペルまで教えたのだが、別の誰かへ電話をし、場所の確認をしていたが、最終的に分かってない様子のまま車が走り出す。
そんな中でもこの警察官達は見回りをして、2回程停車し、茂みでなにやらたむろっている人達をライトで照らし、いわゆる職質をしていたね。
さて、懸案のユースホステルへ到着。で、動画でも言った通り、降りる前に何度も「ここまで親切にしてやったんだから**500US$**ちょうだい♪」という感じでかつ上げをされるも、1、000テンゲのみ出してとっとと車を後にする。マジで怖かったわ。
で、やはりというか、ここはユースホステルではなくユイットホテルというまったく別のホテルで、しかも価格が高いので、後にする。
NEX-5Tのバッテリー残量表示がまもなくなくなる事を告げていたので、ここで電源を落として、場所も分からないままに、感覚を頼りにバスステーションを目指しつつ、重い荷物を引きずりながらホテルを探す。
人通りが少ない。爽やかな風が吹いて、街路樹の葉っぱが落ちて来ていたのが印象に残っている。
地下鉄を発見。ここに来るまでに、家族経営らしいビジネスホテルのような雰囲気のホテルが1件あったのだが、文字通り英語が全く通じず、しかもホテルの価格表記が堂々と4,500テンゲと書いているにもかかわらず、メモ帳に10,000テンゲ程度(うろ覚え)を書いて、数字で何時間までという事を示して来たので、ぼったくられてると思い、後にした。
ここに来るまでにあと1件の普通のホテルと、五星であろう、でっかくて立派なホテルがあったのだが、普通のホテルも価格表示そっちのけで高い金額を提示して来たので、あほらしいので入らず。五星はアウトオブアイズ。 まぁ1日くらい泊まってもよかったかも知れないけど、この時は何も、誰も信用出来ないと身構えていたし、明らかにぼったくられているので、泊まる気にならなかったのです。
ところで、写真とって無いけど、アルマトイは夜でも薬局が営業していて、暗い建物とお店の怪しい光が印象に残っている。 あと、片方義足を嵌めている負傷兵のような雰囲気の鋭い目つきの男から声をかけられるも、引きつった苦笑いを返してやり過ごしたり、道行く人に何か声をかけられたりにらまれたりしつつ、この辺りまで来たのを覚えてる。
あと、Discoやバーがやたら多く、更には「Party Bus」まであったのも覚えてるね。
バス停にある地図を見ても、市内全体を描いてないのでここがどこなのな未だ把握出来ず、ぼったくりや犯罪の観点から超不安だったけど、タクシーを利用してサイラン長距離バスステーションまで戻る事にした。
歩いていて分かったのだけど、皆、普通の道行く乗用車を呼び止めてタクシーとして利用している事が分かったので、真似してヒッチハイクのように車を呼び止めたのです。
停まったのはカザフ族っぽい顔立ちの30~40代くらいのおじさんが運転している車だったね。
とりあえずサイラン長距離バスステーションでメモしたロシア語「Межгород(ミェジュゴーらト)」、**「長距離電話」**を見せ、ここに行きたいと伝えるも、意味がわからない様で、節電のため電源を落としていたiPhone 5Sを起動し、辞書で単語を探し、反応を確認しつつ、何とかサイランの国際バスステーションへと行きたいという事を伝える事が出来た。
話をきちんと忍耐強く聞いてくれて、僕が分かるようにだと思うけど、ゆっくりしゃべってくれたのが印象に残っている。
因みにホテルや道行く人達もそうだったな。英語圏だと何このアジア人的な感じでガン無視されただろうな的なシチュエーションですね。
さて、ようやく夜の街歩きから開放され、また出発点の長距離バスステーションへと戻る。ところで車からは安っぽいディスコミュージック、トランス音楽をしばらく流していて、この街の人達のDisco好きが伺えましたねw
あと、僕がいた場所からバスステーションまでは結構な距離がありましたね。
ホームレスへの暴力を目の当たりにし、中国へ引き返す事を決断
今度こそもうこのサイランの長距離バスステーションから石のように動かず、朝になったら傍にある携帯屋でSIMカード買って、情報収集をして宿にチェックインするぞと決意を固める。
だがしかし、酒のビンをもったよっぱらいの若者に絡まれ、臭いのとロシア語分からないし、疲れているのでガン無視したら、今度はスキンヘッドのロシア兵っぽい雰囲気の駅員と仲がよいらしく、握手を交わし(カザフの人はよく握手をしている。習慣だろうか。)、だべりつつ他の人に絡んでいたのだが、こじきが僕の横に座り転寝をすると、駅員が突然切れて、恐らくロシア語でここから出て行け的な事をまくし立て始めた。
それをこじきがガン無視して狸寝入りを決め込むと、実力行使に出て、こじきを無理やり引きずり出し、路上に文字通り放り投げるのを目の当たりにする。
だが、しばらくしてそのこじきが今度は別の椅子へと座り、眠り始めると、僕に絡んで来た酔っ払いの若者が、こじきの傍に寄って行き、なにやら笑顔で話していたのだが、急に立ち上がり、2度大きな音を立てて顔面に綺麗なストレートパンチを決めるのを目撃。
一瞬何が起こったのか分からなかったが、こじきが顔を抑えて倒れ込み、ピクリとも動かないのを見て、状況を悟る。
しばらく誰もこじきに寄らなかったが、ピクリとも動かないので、もしかしてあの世へ旅立ったのかもしれないと思い、超不安になったし、よっぱらいが僕にちょっかいを出さないか、その事でも超不安になって、体を動かす事が出来なかったのを覚えている。
しばらく後、今度は駅員がこじきの傍に行き、触ったり話しかけたりして生存確認を行い、どこかへ電話をした数十分後くらいに救急車が到着し、酔っ払いの若者と駅員が救急隊員となにやら話し、こじきと若者が救急車に乗り込むのを目撃。
まぁ上手く説明出来ないが、到着から今目の前で起こった事までの一連の出来事が、超絶ストレスになっていたようで、ここからアスタナや更に西の方へ行く気が失せ、とりあえず中国に戻ろうと決意。
早朝出発する伊寧行きのバスのチケットを購入したのです。
※ 地面に滴り落ちる血とかも写真と動画に撮ったはずだけど、なくなってるので、恐らく国境越えの時にチェックされ、消されたようです。
朝になり、伊寧行きのバスが到着したのでバス乗り場へと入って行く。因みに窓口の人や接触した人達は、僕がロシア語が分からなくても一生懸命コミュニケーションをとってくれてましたね。カザフ人は言葉が分かればとっつき易いし、親切なのだろうとは思う。
まぁこんな感じで、人生初のカザフスタン、アルマトイ観光(といえるか微妙だが)は終了したのです~。
2015年8月25~26日、夜のアルマトイ観光のまとめ動画
2015年8月25~26日に夜のアルマトイ(アルマティ、Алматы)のSayarn Bus Station(セイランバス乗り場)に到着後、宿探しで撃沈し、野宿を試みるも警官に捕まりカツアゲされた後、夜のアルマトイを彷徨い、何とかタクシーでバス乗り場に戻るも、暴力事件を目撃し、へたれて中国の伊寧行きの切符を購入するまでのメモ動画ですw
2015年の中国旅行記リンク
- ①上海観光・帰国
- ②上海観光2、外灘・七宝他
- ③上海~トルファン(吐魯番)へ列車の旅
- ④トルファン(吐魯番)観光1、大河沿鎮
- ⑤トルファン(吐魯番)観光2、交河故城
- ⑥トルファン(吐魯番)観光3、カレーズ博物館・火焔山
- ⑦トルファン(吐魯番)~ウルムチ(烏魯木斉)列車の旅
- ⑧ウルムチ観光1、紅山公園・国際バスターミナル
- ⑨ウルムチ観光2、水磨溝と散歩他
- ⑩ウルムチ~霍城・霍爾果斯口岸へ寝台バス移動
- ⑪霍城・霍爾果斯~アルマトイ
- ⑫カザフスタン、アルマトイ観光
- ⑬アルマトイ~伊寧へ寝台バス移動
- ⑭伊寧観光、伊犁河大橋・バザール他
- ⑮伊寧~蘭州へ列車の旅
- ⑯蘭州到着後の散歩等
- ⑰蘭州観光1、黄河鉄橋(中山橋)・白塔山公園
- ⑱蘭州観光2、黄河散歩&ボートで遊覧
- ⑲蘭州観光3、五泉山公園
- ⑳蘭州~上海へ列車の旅
- ㉑上海観光3、外灘・南京東路他
- ㉒上海観光4、南京東路・豫園・七宝老街他&帰国



















































